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パリコレの招待状のリクエストメールってどう書けば良い?

AW19/20のパリコレ、ミラノコレクションに参加しました!というお話は以前、別記事でご紹介しました。

その中で、インビテーション(招待状)を私が貰えたその方法を、軽くご紹介しましたね。


私はブランドのプレスさんたちに個人個人メールを2度に分けて送信しました。結構な手間ですが、全ブランドに送信しました。一斉送信だと、そのリクエストの熱量がうまく伝わらず、相手にされないで終わっちゃうかな〜とか考えまして(笑)


そこで今回は、前回の記事で宣言した通り、メールの書き方や宛先の調べ方などを中心にお伝えしていきたいと思っています!

 

①いつ頃リクエストメールを送るのがベスト?


私の経験からお話をすると、2019年2月25日から開催されたパリコレに向けて、2月頭に一度、更にもう一度、2月22日に再送しました。1度目に関しては手応えゼロでしたね(笑)せっかくメール書いたし、余りの席を狙って・・・ということで数日前にもう一度。その結果、4件ほど?沢山ではありませんが、インビテーションの収穫がありました!!!


ただ、パリコレ直前にミラノの宿泊先で出会ったドバイとロンドンを拠点にインフルエンサーとしてお仕事をし、ファッションのプロである友達からこんなことを言われました。


「インビテーション貰えなかったの?ちなみに、プレスに連絡したのはいつ頃?

 は!?1か月前!?それじゃ遅いって!!私なんか2ヶ月前に連絡したんだから!!」


と。実際、その子はかなりの招待状をメールの添付でなく郵便物としてたくさん貰っていて、「一人ではとても回れないからこのイベントはあなたが代わりに出席して良いよ」とイタリア人の友達に招待状をサラッとあげちゃってました。大忙しそうでしたね、本当に。


1ヶ月前ではどうやら遅かったようです。ただ、2ヶ月前にどうやってそのイベントのプレス情報を仕入れたのか、というところはいまだに不思議です。あまりに忙しそうで聞くに聞けず・・・。


お仕事上ブランド側からもプロモーションのため需要のあるプロの方なので、もしかしたらどこかから特別ルートで情報が入るのかもしれませんね。


※更に詳しい実体験を知りたい方はこちらの記事をぜひ読んでくださいね!


②どうやってプレスの連絡先を調べる?


これがですね・・・まず私の経験からお話をさせて頂くと、

FÉDÉRATION DE LA HAUTE COUTURE ET DE LA MODEMODEM の、プレス情報がアップデートされるのを待ち、公開と同時にメールを送信する方法があります。


調べ方をそれぞれご説明しますね。

画像は全てPC画面表示です。


リンク先のページに飛び、ピンクで囲った画面右上の「PARIS FASHION WEEK」をクリックします(下の画像参照)。

そうすると、画像のようなパリコレのスケジュール画面が出ます。


私が今回参加したWOMENコレクション(FEMMEとここでは表示されます)を例に見ていきますね。

下画像で選択し、白く表示されているFEMME Fall/Winter2019/20です。



そのままFEMMEをクリックすると、下のような、更に細かい日付ごとのスケジュール表に飛びます。

例えば、28日10:00 CHLOE の欄にPCの矢印を合わせると、メールらしきマークの隣ににPressとありますね。ここをクリックすると、プレスさんのメールアドレスが表示されます!



こういう感じで、このサイトからほぼ全てのブランドのプレスコンタクトを見つけることができます。

ただ一つ問題なのは、このFÉDÉRATION DE LA HAUTE COUTURE ET DE LA MODEに連絡先がアップデートされるのが、パリコレ開幕の1ヶ月弱前だったんですよね、前回。おそらく、毎回そんな感じだと思いますが、結構遅い。ここがネックなんですよね。


下の画像のように、スケジュールの画面から、今後開催されるイベントを選択して詳細へ進もうとしてもまだ情報がアップデートされていないのでこれ以上進めません。


ちなみに、この先の細かなスケジュール(上の画像のような)が用意された後も、プレスのコンタクトだけがアップデートされず、かなり待ちました。そこで、毎日欠かさずチェックしていたところ、2月頭にやっとメールアドレスが表示されるようになったということです。



そこはさて置き、とりあえずMODEMの説明に進みますね。



リンクに飛ぶとこんな感じです。

まず、FASHIONをクリック。


下のようなスケジュールが出てきます。

選択して黒くなっているイベントが、私の参加した前回のパリコレ、PFW AW19/20コレクションです。

こちらでもこの回を例に見てみましょう!


連絡先を知るには、FASHION WEEKSの文字の下、黒の下線が引かれたPRESSをクリックします。

すると、プレス連絡先の一覧が出てきます!メールアドレスもバッチリ載ってますね!!!



ただ、スケジュール表から、2019年6月のMEN'S SS20 COLLECTIONをクリックしても、まだ用意されているタブは少なく、PRESS情報も出てきません。およそ2か月前でもまだ公開されないんですね。

前回、MODEMのプレス情報がいつ頃公開されたか、チェックし忘れてしまいまして・・・痛恨のミスですね(泣)MODEMは当時あまり参考していなかったんです。ただ、皆さんにはどちらのサイトもこまめにチェックされることを強くお勧めします!

MODEMは、特にランウェイショーのみならずプレゼンテーション等その他のイベント情報も細かく紹介してくれているので、ファッションウィーク中はかなり助かった思い出があり、その時からかなり信頼しているんです(笑)



1ヶ月で遅いなら別ルートで情報入手しなきゃ!!!と思われる方もいるでしょう。

私も模索中のところで、確実な方法はわかりませんが、お目当てイベントの前回のプレス情報で試してみる価値はあるかもしれませんね。私も今後試すつもりでいます。


もし何か発見があれば、情報シェアして頂けるととっても助かります(笑)


③いよいよ、メールの書き方の説明に入ります!


1. あなたの活動、肩書きと、インスタグラムやブログなどSNSアカウント

2. なぜそのブランドのショーが見たいのか

3. 招待状の送り先(フランス国内の住所またはパリ市内の滞在先)

4. 連絡先(電話番号、メールアドレス)


「一般人の私でも招待状が貰えた」って言ってたのに肩書きって何〜!?と思われてしまったでしょうか・・・。


そもそもファッションウィークはバイヤーやプレスなど、ファッション関連に深く携わるビジネス目的で来場される人のみ対象とされるイベントで、一般客がファッションショーを楽しむ、という目的ではないんですよね。皆さんビジネスの場なので目が本気なわけです。


じゃあ、どうしてあなたは行けたの?という話になるかと思いますが、私にも一応肩書きはあったんです。というか、作っていたんですね、ほぼほぼその為に。


「Japanese Blogger」と「Journalism・Mediaを学ぶ学生」というふたつです。

ほとんど「学生」には効力がないので言ってしまえば「ブロガー」を使ったわけです。

でも、今はまだまだ大した影響力もないですし、それは投稿数やフォロワー、読者の数からメディアのプロには一目瞭然なので、本当に「何かしら言えることはある」程度の肩書きなんです、お恥ずかしい(笑)

でも恥ずかしいなんて本当に言ってられないから、どんなに必死でもダメ元でも、挑戦しないと得られるものは何もないに決まってるから。とにかく可能性が見えなくてもやってみたんです。


だから、どんな手も使ってみましょう。何か得られるかも知れないから。

この為にブログを開設してとりあえずブログ名とURL、インスタグラムアカウントをいつでも言えるように準備していたら、出来ることはうんと広がりますよ!


招待状の送り先は必ず書いてくださいね。インビテーションを郵便で送るブランドもあるので。

パリ市内だと確実ですが、流石に国外となると郵便も大変なので、私の場合は滞在先のホテルの住所を書きました(ホテル側にも郵便が届くことを連絡しておいた方が良いです。海外のサービス業は信頼しきってしまうと痛い目に遭うこともあるので、念には念を)。


あと、電話番号、メールアドレスも一応。


何より大切なのは、自分の発信力やファッションの学習など、強みになることをアピールすること。

海外相手なら鬱陶しいくらい押しましょう!相手も心が動かされやすいひとりの人間ですよ!(日本人よりもマニュアル無視してでも助けてくれるスタッフさん多いかも知れないですね、体感ですが)


私の送った実際のメールを例としてお見せするので、参考にしてください!




Dear Sir/Madame,

I am currently a student who learns media and fashion journalism. Also, I have just started my own website to spread international info to all over Japan with both Japanese/English subtitles. 

I noticed that there is a problem that most Japanese do not have info of Paris Fashion Week and beautiful fashion events enough because they can’t read English websites. 

My website exits for the those who do not have access to new and practical info of fashion industry. To be a bridge between people and needed info, it is really important for me to have experiences in fashion industry. 

For this reason, I’d love to attend your fashion show.

Please let me know if it would be possible to send me an invite to:

11 Rue Victor Massé, 75009 Paris, France

Hotel Saint Georges Lafayette

I will never waste this great opportunity for my dream. 

Kind regards

Mikino Hasegawa -Japanese blogger
















こんな感じです。


写真は振袖を着たもので、日本の美しいファッションをアピールしたかったので添付しました(笑)

フランスではジャポニズムがかなり来ているようなので。

よりファッショニスタをアピール出来る写真が良いかと思います。

際立つファッションでアピール出来れば、現地でもランウェイ観覧のチャンスが増えるとも言われています。


当時情報があまり見つからない中、辛うじて見つけることの出来たブログを参考にこのメールも作成しましたので、そちらの記事も参考に載せておきますね。




 

皆さんがそれぞれ挑戦をして多くのものを収穫することが出来ますように!


手助けになれたら嬉しいです。


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